そんな日もあるさ。
こんにちは。
「もうだめだ。」
と思うと私は、現実逃避するみたいに車をひたすら走らせる。
といっても、隣市に行くくらい、片道30分の距離なのだけれど。
久しぶりにその波が来て車を走らせた。
BGMは、激しめの曲。感情が怒りに満ち溢れているような時はやっぱりそういう選曲になる。
★.......
まずは、古着屋さんへ到着。
よく来ていたのだけれど、これまた久しぶりに来た。
いつもは、家族のものを探しつつ、自分のものを見るのだけれど、今回は「自分」に焦点を当ててひたすらに見る。
「これはいい柄だねぇ。」
と思って鏡を見ると顔と合わない。
「ん~、地味だけど、仕事にいいかな?」
そんな服のほうが似合う自分に年齢を重ねてきたことを感じる。
独り言をブツブツ言いながら、閉店のなんとも寂しげな"ほたるのひかり"が流れ、買物を済ませた。
★.......
ちょっこし、家の買い物をして、物足りない気持ちで本屋へ向かう。
バイクの本をパラパラめくり、若き日の旦那とのことを思い出し、ちょっぴりオセンチ気分になる。
あ~また2人乗りしたいな。あのかっこいいバイクに。
・・私の中のドリ子(ドリカム的世界で夢見る子(勝手に命名))がキラつく。
ゆっくり、ゆっくり気になる本を開いてみる。
この本、きっと買うな~と予感する本に目処をつけ、そろりそろりと店内を見る。
あ、ヨシタケシンスケさんだ。
と軽い気持ちで開いた大人向けの?絵本
「あんなに あんなに」
え、え、え、待って。
涙が止まらない。
ここ本屋さん!
ふと壁の鏡をのぞけばマスクの鼻辺りが濡れている。
ハナミズカン。
びっくりしたけど、
「そういうことか。」
と思った。
私は、寂しかったんだ。
子供の成長を早く早くと望んでいたのに、どんどん成長する姿についていけなくて、寂しくは感じていたけど受けれいられていなかったんだなぁって。
その気持ちが屈折して、怒りとなって積っていたのだ。
自分の感情は、ついおざなりになりがちだけれど、分析してみると意外な事実が隠れていたりする。
もう少し「ゆっくり力」をつけて自分が自分の友人となって、毎日を過ごせて行けたのなら、大切な家族にも友人にも丁寧に接していけるんだろうなと思う。
"自分をまずは大切に"
自分の中の自分「タヴァ」にいつも励ましてもらおうと思う。
※フィンランド語で友人は「ユアタヴァ」。その中の「タヴァ」をいただいてみた。
追伸
本の一説をご紹介
最近、「幸せだな~」と口にしたことはありますか?
なければ、今すぐ言ってみましょう。「私は〇〇があって幸せだな~」って。
幸せは「なる」ものではなく、感じるものなのです。
今あるものに感謝すれば、必ず幸せを感じることができるでしょう。
「ある」ものに注目すれば、いつでも幸せになれる。
・・・「幸せだな~」を聞くと、どうしても加山雄三さんの笑顔がついてくる。
あの方は、幸せの塊なのかもしれない。
今回は少し堅めの言葉遣いでした。たまにはね^^w
sugar.sun.warm1000より
ごきげんよう、さようなら^^